<< 2019村上・笹川流れ国際トライアスロン大会 | main | 次世代住宅ポイント >>
人と建築展
あ、建築って書いてある。

そうです、ここは山とかランニングの運動ブログではなく建築設計事務所のブログです。

もう一月ぐらい前になりますが、北区十条のギャラリーで「人と建築展」10月バージョン10月11日、12日、13日に出展してきました。

何かと言うと、そのギャラリーを改装した工務店が主催となり、気になっている設計者に声を掛け、月ごとに人が変わり展示をしてもらっているとのこと。
工務店は建栄という北区にある会社です。
そんなことで、僕に声が掛かり、何のことかわからなかったのだけど、富士見まで説明に行くと。
そして来てもらって、説明を受け、たまたま8月に近くに行く用事があり、その展示を見て、上記のことが分かったのです。
展示品については自腹だけど、他に費用も掛からないと言うし、せっかくなので出展することに。

僕で5回目とのことです。

一応、「人と建築展」と言うのだから、何か人について言及する展示をと、思ったのですが、そもそも人ってなにか分からない。
分からないのに、何か分かったように展示するのは偉そうでいやだ。

なので、建築の材料を展示することにしました。
富士見に来てから、「カタログ」を見て決めるのではない材料を随分使っていたこともあります。
石、土、木など。

物は店(カタログ)にある訳ではない。
下の写真はチラシと前口上。



現物の展示は現場ではねたカラマツの板。ブロック、レンガの透かし積み。あと、鉄平石の現物。
これらはすぐに決まりました。木造の架構は現物は展示できないから、カラーコピーを貼り合わせて、と考えていたのですが、横断幕などを作っているところが大きな物をプリントできることが分かった。

富士見では、板を切り揃え、その下地になる木を切り、レンガブロックを止める下地を作る。写真はいくつかハレパネに、いくつかのスナップはL判にプリント。
これらを留める物はラワンベニヤにフレームを付け、ピクチャーレールから吊り下げられるように。
横断幕で作った練馬tinyの屋根の架構はスレンスパイプを上下に付ける。
ヒミツのはなぞのなどで使ったレンガはメーカーの都窯業から無償で提供してもらった。

それらの設営に前日の10月10日にギャラリーへ出発。
秋晴れの良い天気でしたが、明日から台風が来るという予報が出ていました。
そう、各地に大きな被害をもたらした台風19号です。
ギャラリー外観


設営は順調に進んでいましたが、レンガを積むのに必要なボルトの長さが足らなくなった。台の下を丸ノコで開け、長さを調整することにしましたが、そこでキックバック。
左腕を少し切りました。

少しって書いたけど、血が止まるか分からない傷で、救急車を呼んでもらい近くの帝京大学の付属病院へ。
10針ぐらいの傷、幸い筋肉までは言っておらず筋膜に少し傷がついただけで済んだ。
初めての丸ノコでの怪我。
「これは、大工さんにはやってって言えない(危険な)作業だよな」と思いながら。
だったのですが、だったらもっと気を付けろよ。
時間が思ったよりも掛かり、少しあせっていたのですね。

しかし、そのためその日のうちに設営は終わらず、初日の朝少し早く行くことにしました。
手書きで説明を書き加え、大体終わったのが昼頃だったでしょうか。








雨が時折降っていましたが、予報ではその日の夜から東京は暴風雨。不要不急の外出は避けて、と天気予報。
来る予定であった人たちからも無理そうだとの連絡。
翌土曜日は開けないことにし、大学の友達との飲み会も流れた。近郊の交通機関は軒並み運休となっている。

台風の過ぎた日曜日。

その日に帰るために僕は車でしたが、東京近辺の電車は動いていない。
これは来ようとしても来られないじゃないか。
車で来た友人が1人、午後に知り合いが来たことで電車が動き出したことが分かった。

結局、交通機関が動いていたのは1日半でその1日も平日。
見に来てくれた人も少なかったのは天候によることが大きいけど、僕自身の力不足もあるな。

そして、設営を片付けて車に積み、十条を出発。その日の夜はRWCの日本vsスコットランド。
急いで帰らなければ、なのですが中央高速が止まっていることは昼に確認していた。
20号を通れるのか、なかなか情報が出て来ない。あちこち電話をし、通行止めということがわかる。
富士見へ帰る最速は東名高速経由しかない。

そっち方面は三軒茶屋で渋滞となっている。心が折れた。
国立でもう一泊することにし、翌朝3時頃に出発。朝の8時までに帰らなければならなかったのです。
幸いなことに中央道から圏央道経由の道は開いていた。
4時間半ほど掛かり、富士見着。
怪我といい、踏んだり蹴ったりの東京行きでした。

しかし、展示をすることで考えることが出来たのは良かった。
材料の選定にも理由がある。のは当たり前なのだけど、「材料」を展示することで改めてそれを確認できた。
また、富士見近辺の現場ではその現場にあるもの、近くにあるものが材料になる。
昔の家の作り方、と少し重なります。
| 建築(その他) | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://diary.planplan.jp/trackback/540
トラックバック