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分水嶺トレイル2019(3日目)
起床は23:00。
細かい雨は降っているが、本降りにはならなかった。
参加者の1人なのだろう、ツェルトを張らずにベンチに横になっている人もいる。
何人かは食事の用意、お湯を沸かしている。
こんな時間に何かしているのは分水嶺の参加者です。

そして、国師ヶ岳の前から前後を歩いていた今年初めての参加者(ソロ)の人と一緒にスタートすることにしていました。その彼が地図読み区間へ至るまでの情報をあまり持っていなかったし、俺も瑞牆山までの登りが不安だったから。
出発は24:00。
今年、主催者からの情報はあえて、制限していたようで地図読み区間は去年の情報ほど細かいことは載っていない。与えられた情報だけでは、とても難しかったと思う。与えられた情報を基にに自分で細かく調べる、ないし試走をすることが必要だったでしょう。

僕はといえば、初日に地図を失くしていたけど、ここまでは普通の登山道。昨年の記憶もあるし問題はなかったがこの後地図読み区間がある。信州峠まで行けばもう地図は不要になると考え、去年迷ったあたりの地図をスクリーンショットで撮っておいた。


そして、復習。
去年地図読み区間で間違えたところの画像を見る。

今年、この間違えたあたりでは木が伐採されていて、風景が随分と変わっているよう。

そして、水問題。去年は富士見平で水を満水にしたけど、今年は暑くないし、地図読み区間に入る前の沢で水を汲めるとのこと。
瑞牆山の上りは結構きついし、富士見平の水場が遠くなっている(?)ので満水にはせず。
予定通り24:00頃2人で出発。去年、藪漕ぎをしてしまった瑞牆山へ。
相変わらず、細かい雨は降っている。
今回、藪漕ぎはなかったけど、細かい道迷いはたくさん。
やはり、分かりづらい。
こんなに掛かった?と思いながら瑞牆山との山頂分岐に1:50。
そこでは他に2人の参加者がいた。1人は追いついてきた人だけど、もう1人は迷ってここまで2時間半ぐらい掛かっていたと。
やはり、夜の瑞牆山は難しい。

不動沢への下り。
滑るところ多数。
わかりづらいところもあったけど、まあ、順調に不動滝のところに。
去年はここからどちらへ行くのか分からなかった。ので、覚えている。
右岸を下りて行く。
この後、右に上がっていったような気がしていたけど、そんな道はない。記憶違いだ。
左岸へ渡る。地図読み区間は川の北側、川を渡ってそっちに行くので、しばらく左岸というのが正解ということに気づく。
大きな岩の下をぐるっと歩き、歩きやすい林道へ。

丸太橋で渡るのか林道を行くのか、これも参加者の判断とされていた。
去年渡れなかったし、少し距離も短いようなので、丸太橋を探すが、まだ暗いこともありなかなか見つからない。
そうしているうちに、瑞牆山の分岐で会った人が来た。
その人はこの場所を試走しているとのこと。
「ケルンがあるのだけど、明るいときでも見つけづらかった」とのこと。
僕らも暫く探したがわからない。諦めて林道へ行くことに。

段々空が明るくなってきた。
そして、地図読み区間のスタート場所。
予定通りそこに入る前に沢で水を汲み、アルファ米に水をいれる。

ここで3日目一つ目の失敗。
ナルゲンボトルには水を汲んだけど背中のハイドレーションの水の量を確認せずに「まぁ、あるだろう」と汲まなかったこと。
相変わらず気温は上がらず、小雨で水の消費が少ないことと、「面倒臭かった」から。
ロストもあり(後述)水が足らなくなった。

最初の急登は覚えていた。
ただ、大きな岩を直登するのか巻くのか覚えていない。直登して行き止まりでどちらかに巻く、を何度か。
去年、ここでは苦労した記憶がないのだけど、その後の苦労で消えてしまったのだな。
少しなだらかになり、尾根線を見つけた。去年はここで苦労し、最終的な道迷いにつながった。
一応地図読み区間なので、ここまで同行していた人と別れる。僕は後発。「すぐに追いつかれますから」と言われ彼は先に出発したけど、結局追いつかなかった。

スクリーンショットをそこで見て、尾根線を確認する。
しかし、細かい雨でiPhoneの画像を開けたり、拡大したり、動かしたりすることに難儀する。
この難儀するために画像を開くのが億劫になり、その後の間違いにつながった。

記憶よりも標高の上げ下げが多い。
去年間違えた1600m付近で北へ曲がる場所はクリア。
石ツコツのあたりでカメラマンがおり、参加者も数人。
「正しい道を来ている」
これで安心してしまったのかもしれない。
そこで撮ってもらった写真。なにかボロボロでドロドロだ。
ここから先は間違えることもないだろう。とこの時は思っていた。



薄っすら覚えているのは、行く先が少し丘になったいたこと。登りたくないなと思ったこと。そしてその丘を避けるように左へ行く踏み跡があったこと。

その踏み跡を辿りました。3日目、最大の間違い。
一応、方位を見たところ、南へ下りて行く。
なぜか、その段階で信州峠への道は南へだと思い込んでいた。
スクリーンショットでは石ッコツ以降の道がなかったのに。


どんどん下る。
が踏み跡が不明瞭に。少し尾根が広いから踏み跡が分散しているのだろうと、都合の良いように思い込んだ。
そして、尾根が狭くなり、先の方で鹿の警戒の声が聞こえる。
人が多く通ったはずなのに変だ。
ガーミンの標高を見ると1400mを切っている。
「おかしい」
そこでiPhoneで現在位置の確認をした。

「なんで、こんなところにいるんだ」

瞬間、絶望しました。
2年連続同じような間違い。
それも今年は登り返しが200m程度ありそう。

ここでリタイアかと一瞬考えましたが、帰るにはゴール地点まで行くしかない。
時間は8時過ぎぐらいだったでしょうか、どのような経路を辿っても制限時間内ではゴールできそう。
登り返さず、すぐそばにある林道で信州峠も検討。等高線にそっているので、上りはなさそうだけど、距離がありそう。コースを外れてしまったら完走とは言えないかもしれない。
登り返すことにしました。

登り返すのに着ていたカッパを脱ぎTシャツだけに。
ほとんど自棄気味に強度を上げて登る。
稜線かと見えるところを歩いている参加者がいた。その人も随分長くさまよっていたとのこと。
そこからは信州峠はすぐでした。
あとで記録をみると170mの登り返し、50分程度の時間のロス。



そして後から見てみると、去年一瞬間違えた道を行っていた。その時はすぐにわかって引き返した。
たしか、地形と地図を照らし合せて違うと判断したところだった。
地図をなくしたこと、南方向だと思い込んだことがこの失敗に繋がってしまった。

信州峠には参加者数人が食事をしたり休んでいた。何時に着いたかは覚えていない。
僕は補給食を少し取り、すぐに出発。登り返した失敗を取り返したかったのかもしれない。
そして、ザックの中のハイドレーションの水がほんの少しになっていることに気づく。

信州峠から横尾山まで結構な坂があることも覚えているが、気温は低く体は暑くならない。
結構遠いな、と思いながらハイドレーションの水がなくなった。
ナルゲンボトルにはあと少しの水。
カッパを着たかったが、それで強度を上げると汗をかき水が欲しくなる。
Tシャツのまま、腹を冷やさず、汗をかかないギリギリの強度で歩く。

幸い少し雨が降ってきた。標高も下げているので気温も少し高めで腹も冷やさない。
ボトルの中の水は飯盛山までの最後の登りに取っておきたい。登山道の両脇は笹のやぶ。その葉に溜まった水を時折舐めながら歩く。
何度も上り下り、下りでは何度も滑って転び、ドロドロに。
やっと、最後の階段。
水を全て飲み、階段を上がる。
でも、こんな鎖場覚えていなかったよ。カメラマンの人がいました。


飯盛山分岐で主催者の武田さんへ電話連絡。
あー、やっと着く、と思いゴールへの坂を下る、つもりだったのだけど、記憶の道と違う。
ゲートがあり、その先は林道。
現在地を確認すると、少し違う道。でもこの道でも行けるのでは、と暫く下りる。しかし、平行には進んでいるけど平沢山の逆側へ下りていくよう。
最後の失敗。
登り返しましたとも。
標高差は40m程度でしょうが、ここでもショックが大きい。
元に戻ったところで、参加者が数人。「変な林道に出たでしょう」とも言われた。知っているんですね。
慎重になるべきででした。

そんな、苦労をした3日目。
獅子岩のゴールは7月15日の13:39。去年は13:49。色々あったけど10分しか違わない。
一体なんなんだ。

ゴール後体を拭い、送ってあった着替えを着る。足の裏、ゴールした人たちみんなシワシワになっている。
去年シューズの替えを送っていなかったが、今年はワラーチを送ってある。が、それでは寒い。でもドロドロのシューズは履く気になれない。
野辺山の駅から小淵沢までも爆睡。中央線は一駅乗り過ごし、すずらんの里まで迎えに来てもらった。

3日間まるまる家にいない、このレース。やはり家庭の事情を鑑みても来年は難しいな。
ただ、2年連続間違えた地図読み区間、夜にさまよった瑞牆山の登り、は復習をしておきたい。かな。
| スポーツ(その他) | 03:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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