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分水嶺トレイル3日目
iPhoneのアラームは1:00にセットしておいた。

でも眠りが浅いせいか、周りで起きだす音で時折目が覚める。
24:00過ぎにはすっかり目が覚めてしまったので、起きることに。
近くのツェルトがいくつかなくなっていた。
他にも起きだしている人が数人おり、お湯を沸かしたりしている。
荷物をパッキングし、周囲に忘れ物がないか念入りに確認。
大会スタッフに出発の旨、伝えに行く。このCPでは3:00出発がリミットなのです。

起きたばかりの体はすこしぎこちない。
暫くはゆるい坂道だったけど、石が多くなりだしてから急になる。振り返ると後ろにヘッドライトがいくつか見える。僕の後にスタートした人たちだろう。

そして、踏み跡を見失う。

石が多い場所では大きな石を越える場所など踏み跡が分かりずらい場所があります。多分そのようなところで木の根がある方を選んでしまったのだろう。いつのまにか踏み跡がなく周囲は薮。
こっちかな、と思った方を行っても踏み跡はない。
暫く藪漕ぎをしていましたが、いい加減GPSで現在位置を確認することに。登山道はもう少し東の方だ。
ただ、そっちは水が流れる音がしている。そこではないのでは、と思い再び無駄な藪漕ぎ。
地図を確認。登山道は谷筋になっている。谷筋の水が流れているところが道だと気づく。
30分ほど無駄な時間を使った。
さっき下に見えていたヘッドライトが上に見えている。

険しい石の上り坂を登る。上記のチームに追いついたが、ガーニーグーの池田さんのチームだった。
瑞牆山の山頂の分岐のところ、10分で山頂とのことで僕はピストンすることにする。ザックを下ろしたところ、池田さんのチームの人が僕の番号をチェック。何かあれば「瑞牆山へ登った」と報告してもらえる。
ザックを下ろすと体は軽く、山頂まではすぐ。ヘッドライトを消して寝転んんでみたけど、星は思ったより見えない。
富士見平〜瑞牆山1h50(CT1:55)ほぼ同じ、藪漕ぎのせいだ。


じゃ、戻ろう。と思ったけど来た方向が分からなくなった。
こっちかな、と思った方へ行くと石の断崖絶壁。下を覗き込んでも真っ暗。
こっちもダメか、こっちも。が続いたので再度GPSで確認。下りるルートが分かった。
今思うとここは危なかった。石の上を行きすぎたり、足を滑らせたりしたら多分命はなかった。
ザックの場所まで戻り不動沢へ下る。
ここでも踏み跡を見失いそうになる。同じく水が流れているところが登山道。
それは、真っ暗な中ヘッドライトだけの光では分かりずらいよね。

なんとか下りきり、不動沢沿いの道。ここで池田さんたちに追いつき追い越した。
しかし、不動滝のところで再び、どちらに向かうか分からない。
またその滝が随分大きい滝に見える。(まだ暗く、はっきりとは分からない)
折角だから滝が見えるまで待つか、と休憩。
そのうちに池田さんのチームがやって来て去って行き、それ以降もたくさんのチームが来る。
薄ら明るくなって来たので、滝を写し僕も殿から再スタート。
見えるかな、滝。随分大きいがこれはナメ滝と言っていいのか。



歩きだすと、体は軽く他のチームをパスして行く。
そして、林道終わり、通常はここで川を渡るのがルートなのですが増水していて渡河できないとのことで一般道を行く。
久しぶりにアスファルトの道。やはり反発が強く足に負担が大きい。
それも終わり、地図読み区間のスタートへ。前に何組か人がいた。
一緒にスタートすると地図読みの意味がないので、補給食を食べたりアルファ米に水を入れたり少し時間を潰す。



人が見えなくなったのでスタート。5:25。いきなりの急登。
また、地図読みとは言え、もう100人以上が通った場所。踏み跡がある。
上がりきったところではっきりとした踏み跡があるのですが、その先は地図の情報と違うように思い少し留まる。
その先にマークがあり左に折れるようになっているのですが・・・・・・・としばらく道を探す。
と、そこに池田さんのチームが。ずんずん進みあっさり左に折れた。

え?近づいてみるとピンクテープがあった。
僕には見えなかったけど(色弱なので緑の中の赤とピンクは目立たないのです)多分ずっと前から見えていたのだな。
同様に続きましたが、ここも付いて行くのは地図読みに反すると思い少し留まる。

そして、再び踏み跡を見失う。

地形を見て地図を見て、こっちかなと行くけど踏み跡はない。
自分がいると思っていた場所と実際の場所が大きく違っていたのだろう。
踏み跡は見つからず藪を進む。そして、少しのズレが大きなズレに。
今思うと、ここにいると思っていた地図上より藪漕ぎながら随分進んでいたよう。

そして、その藪の脇の林の中を同じ方向に進んでいる人がいる。そちらに向かうと踏み跡がありピンクテープもある。
その人と合流してほっと一安心。(して地図と方位を見忘れた)
Bコースのソロの人だった。その踏み跡はずっと下りへ続き、そして、降りることができない林道にぶつかる。
地図読み区間の最終の信州峠は道のはずだけど、こんなところ(僕が思う)にあるはずがない。
Bコースの人も絶句していた。

地図読み区間だけど、さすがにGPSで確認。
あれ、変なところを指している。GPSで捉えられていないのだな。
と思って、差し出した相方のGPSでも同じところ。
信州峠へ向かう先とは逆の南側の突端に来ていた。向かう先はすり鉢になっている谷の向こう。

登り返しました。約100m。
その後も少し迷いつつなんとか信州峠へ。9:25ここまで4時間も掛かってしまった。ガーミンのその部分のトラック。
一旦下りてから登り返しています。


水も余計に消費した。
しかし、ここの信州峠にエイドの人がいた。最初てっきり大会スタッフかと思っていましたが、友人の応援ついでにエイドをしていたとのこと。麦茶をもらい、もう終わりだと言うので残りの水を全てもらった。



少し上がった風の通る場所で最後のアルファ米を食べる。もうお菓子しかない。
横尾山までは最後に少し急なところがある。結構疲れる。そして天気が良い(良すぎる)。富士山も見える。


上り下りを繰り返す。上る前には地図の等高線でどの程度上るか確認し、覚悟をして上る。でないと気持ちが切れそうになる。暑いから。それを繰り返した先に飯盛山とおぼしき山が見えてくる。水もなくなった。
その向こうには八ヶ岳だ。東側からはほとんど見たことはないけど、いつも見ている山だからすぐにわかる。


飯盛山分岐で電話連絡をすることになっているのですが、その直前、おーいと手を振る人が。
大会スタッフが写真を撮っていた。力なく手を振り返す。
ここでそのスタッフと少し話をし、ゴールの獅子岩はもうすぐ。
16日13:39にゴールしました。信州峠からはほぼ4hですね。
隣に写っているのは主催者の武田さん。
ありがとうございました。


送ってあった着替えを受け取り、水で体を拭いて着替える。獣臭いのが少し薄れたかな。
ビールをもらって飲みながら先にゴールしていた参加者と話をする。
スタートの時も思ったけど、参加者同士に知り合いが多い。このような変態的なレースは変態的な参加者が集まるのだな。
僕の話した人でトライアスロンもやっているのが二人いましたが、二人ともロング!だったし。

電車の時間に合わせ野辺山駅まで送ってもらい、富士見へ。16:40、もう夕方だったけどお腹が減っているので富士見駅の駅そばを食べて近くの公園に来ている家族と合流しました。

出る前は、もちろん完走が目的だったのですが、万が一体力などが残っていたら野辺山から県界尾根で赤岳、中岳、阿弥陀ときて中央陵で家まで歩いて帰ろうと思っていました。
全く、残っていませんでしたね。

(終わり)

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